最近、便利グッズを紹介していないので重宝している加湿器を紹介します。
もちろん電気加湿器に比べて馬力は小さいですが、5年以上も前に購入したものを未だに現役で使えています。
この加湿器のいいところを上げていきましょう。
1 どこでも使える
コンセントがないのでどこでも使えます。
コンセント付きでも小さなポータブル加湿器がありますが、多くはUSBコンセントが必要なので、パソコンがなかったり、充電が不十分だったりすると使えません。
この加湿器は水を入れて蓋を開くだけで使えます。
私は大学生の時よく図書館にこれを持ち込んでいました。トイレで水を入れて自分の机に置いておくだけです。パソコンも開かないし、電気も使わず音もしないので司書さんに怒られたことはありません。
2 持ち運びが便利
この加湿器は作りが単純です。簡単に言ってしまえばボトルに紙が浸してあるだけですからね。とても軽いですし、ぶつけて壊れることもありません。水を抜いて蓋を閉じれば逆さまにしても大丈夫です。いつもバッグに入れて持ち運んでました。ボトルに水が入っていなくても紙が湿っていれば加湿効果がありますので、トートバッグに入れて電車の中で蓋を開けていたこともあります。全く加湿されないよりはマシかと思って(笑)
3 過加湿を防止できる
加湿器の使い過ぎで冬なのに壁などにカビが生えたという話を聞いたことがあるでしょうか。これは過加湿によって起きることです。加湿器の蒸気が常に当たる場所や加湿器を使いすぎて湿気が溜まってしまった場合に起きる現象です。湿度が70%を超えるとカビやダニの活動が活発になり、不衛生なうえに生乾きのような嫌な臭いが発生してしまいます。加湿器の中がカビていて、蒸気とともに部屋中に散布されてしまうこともあるようです。
この自然気化加湿器なら無駄に蒸気を発生させることなく、周りの自然状況に合わせてゆっくりと水分が蒸発しますので安心です。5年以上も使っていますが、カビなどは全く生えませんし、ボトルも透明で中がみえますので衛生状況も常に確認できます。
4とっても静か
電気を使っていない自然気化利用なので普通の加湿器のようにモーターの回る音もしなければ、蒸気の出るシュー…という音もなりません。もちろん電源スイッチなどの電子音もなりません。全くの無音で使えますので、先ほど挙げたように図書館でも使えますし、就寝時にも睡眠を妨害されることがありません。
熱を発することもありませんので夜中も安心して使えます。
これまでいい点ばかりを上げてきましたが、以下にいい点と悪い点を挙げていきます。
自然気化加湿器の優れた点と難点
【優れた点】
・どこでも使える
・持ち運びが便利
・耐久年数が長い
・過加湿を防止できる
・静か
【難点】
・馬力が足りない
以上です。難点は一つだけですね。
加湿器なのに馬力が足りないのはどうかと思われるかもしれませんが、まあ、ないよりはましだということで。部屋に濡れたタオルを置いておくだけで加湿されるという実験もありますからね。
過加湿を防げるということは馬力が足りないこととイコールになってしまっていますが、加湿器でウイルスの繁殖を抑えようとしてダニやカビが繁殖するよりはいいのではないでしょうか。
もちろん自然気化ですので自然環境以上に湿度が発生することはないわけです。
何より、一日中ほったらかしにしておけるのがいいところだと思います。私の場合、夜に水を入れかえて寝室に置いて寝ていますが、翌朝仕事に行くときも開きっぱなしにしています。馬力が足りない分、家に人がいない間もフル稼働してもらっています。
水分を吸い上げる紙の部分にカビが生えるんじゃないかと思っていたのですが、5年以上使っていても全く生えません。
それどころか、私はかなりのズボラなので、冬が終わったら乾燥させることもなく濡れたまま蓋を閉じて放置していますが、全くカビが生える気配もありません。
仮にカビが生えたり、紙がボロボロになってしまっても替えの紙が売っていますので交換していつまでも使うことができます。
今年の冬も乾燥していますので是非皆さん使ってみてください。